納得の『大豪邸取得』への道のり・・・

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12/19 中古物件へ、過額な改良費用を注ぎ込むのは『邪道』?

 次の画像は、先日、業者から提出を受けた「リフォーム見積概算額」です。これ以外、1階カーポート取付・施工費、2階バルコニー屋根取付・施工費×2箇所で概ね90万円が別途提示されているので、総額が1千3百50万円也になります。では、順を追って見ていきましょう。私自身の整理も含んでいるので、ご容赦ください。
 なお、これら金額には、憎き「消費税込み」となっていること。そして、正規リフォーム業者の算出額であることを申し添えます。


① 概算計画費

 「基本工事費」に関しては、独特の言い回しなのでしょうが、明細書トップに君臨して堂々の威厳を放っています。具体的には、① 洋室から和室へ模様替え(来客用)、② 2階の1室を2室に分離に係る基本工事費とのことです。世間で言う処の「雑費の類」をも含んでいるのでしょう。①~②は、今回のメインリフォーム工事なので、確実に施工する必要があります。


 「クロス工事・床貼替工事」は、その字のままです。購入物件は築後15年経過、新築3年目に大幅なリフォームを実施(正規リフォーム業者施工)、その後12年経過の物件なので、思う程クロス地も汚れていないこと等から、クロス地張替えの施工面積を縮小する腹積もりです。
 併せて、和室の畳を「組み敷く畳仕様から置き畳仕様」に変更するなど、下地のフローリング材を取っ払わず現状維持のままにします。結果、1階のフローリング材35.6畳分を継続使用できることになります。入居者が気にするほど傷んでいないので勿体ないです。よって、床貼替工事の施工面積は大幅に縮小となります。


 「床暖房工事(ガス給湯)」は、フローリング材は取り替えずに継続使用する腹を固めたので、この工事・施工費は丸ごと削除して節約します。


 「食洗器交換」は、ハウスメーカー純正品との交換を意味します。余りにも高額なので、ピッタリサイズとはいかないまでも、所定位置に収まるサイズを他メーカーから探してでも対応する予定です。よって、この工事・施工費は1/3程に抑えられます。


② その他費用

 「エアコン工事」の総額が何と234万円なりです。『驚き桃の木、山椒の木』とはこのことです。1階リビングとダイニングの天井に設置してある業務用エアコン2台の撤去を含んで、汎用の壁掛けエアコン3台へ交換。次に、2階に設置済みの4台の壁掛けエアコンを新品への入れ替えを含んだ金額です。
 計7台のエアコンの機器・設置・工事費の金額金額が「これ」です。エアコン1台あたりに置き換えると、何と33万5千342円なり。新聞の折り込みチラシに載っているような「特価品」ではない事がお分かりいただけましたでしょうか?費用節約に最も威力を持ちそうな科目ですから、次のようにバッサリといきます。

  • 購入予定の物件のエアコンは、全て「隠ぺい配管」仕様となっているので、ハウスメーカー推奨品を取り止め、エアコン専門店から調達して商品単価を引き下げる。

  • 可能な限り「通常配管」仕様に切り替えて節約、汎用品を手配するなど商品単価を引き下げる。
  • 設置しているエアコンをそのまま使用して、暫く様子を見る。

 購入予定物件には、某メーカーの「太陽光発電一式(9kW)」が屋根に掲載されています。これには蓄電機能はなく、昼間など発電しっぱなしです。現エアコンの使用電力と太陽光発電量、かかる電気代金のバランスを見てから対応することにします。すると、「エアコン工事」科目にかかる支出を一時的に保留にすることが出来ます。


次に、続く・・・。

編集後記

 月曜日の朝、「リフォーム概算明細書」をじっくりと眺めました。「ありがとう、ご苦労様でした」を業者の方にまず告げたいです。
 世間の評価では、正規業者の見積概算価格は市場価格の概ね1.5倍高と申しますから、高額になるであろうことは想定内です。ここから『消費者が叩く』ので、いつ迄たっても日本経済が低迷するのでしょう。分かっちゃいるけど止められない。総論賛成、各論反対の最たるものです・・・。


12/19 中古物件へ、過額な改良費用を注ぎ込むのは『邪道』?