納得の『大豪邸取得』への道のり・・・

開放感のある邸宅と名の付く豪邸を求めています・・・。

1/3「家を建てる」と「家を購入する」の違い...その2

「家を購入する」、家を建てる経緯を含めて...

 我々夫婦は、意気揚々と「80~100坪の土地(建蔽率50%+容積100%)の新規購入」+「建坪60坪程度の新築物件」を目指して進みました。
 家探しから1年近く経って、90坪の土地の手当ても完了して、高級感溢れるハウスメーカーの新築物件を建築すべく「モデルハウス」に土日に予約を入れてから出向きます。新築物件の概要打ち合わせと、それぞれのハウスメーカの特色を頭に叩き込むためです。
 これ、中古物件取得時にも大変貴重な経験となりました。時間があれば、上記のハウスメーカーを予約を入れて回られることをお勧めします。予約者には対応が違いますから...。

我々が受けた、ハウスメーカとの打ち合わせ段階での不安点...

  1. 「建築予定の全体像が掴み難い」
  2. 「基礎モデルタイプの段階で、既に予算オーバー」
  3. 「これ以上進むと、総費用がどれ程膨れ上がるか不明」

 の3点に絞れました。言い換えると、新築の我が家に対して「予算面で願望を削り、ダウングレードする妥結案」を、如何に見出すことに他なりませんでした。

マイホーム計画を縮小するなど、何ための新築なのか?

 もちろん、建坪数(㎡数)を減らすことが最大の費用削減ですが、40建坪程度であれば『建売住宅』や『高層マンション』で代用することも可能だし、新規土地に関しても50坪程度のプランへ縮小すれば、予算内で完結しそうなことは素人でも分かります。
 であれば、今の家を解体して『建て替えプラン』に切り替えてはどうか?の新規プランニングが我々二人の頭を過って、かれこれ2カ月程取り組むことになりました。

36坪程度の「我が土地」に建て替え住宅は、非現実的・・・

 36坪(北東の角地、建蔽率70%+容積200%)、平成バブル後期に購入した土地なので、情けない程狭くて建て替えなど想定もしていなかったですが、「80~100坪の土地の新規購入」+「建坪60坪程度の新築物件」が一億円オーバーの総費用で頓挫して以降、俄然と脚光を浴びたのです。

建て替え、基礎ベースの見積額7千万円超...

 3階建ての1階部分を全てガレージスペース、2階と3階に5ベットルーム+屋上スペース建設のプランニングです。まず、訪れたのは「旭化成ホームズのヘーベルハウス」。3階建てなので重量鉄骨仕様です。2階+3階=55坪クラスの建坪数で、基礎ベースの見積額7千万円超でした。2023年1月以降の契約なら、建築費5%増しとのオチ付きでした。

建て家は、未来永劫の資産なのか? 

 建て家を「資産」と見るのか、否かに関していろいろな意見がありますが、私としては子孫に残すのは「土地物件」であって、生きながらえる者の資産として「建て家」概念を持っていますから、『36坪の猫の額ほどの狭い土地に、建て替えで(土地購入がなく)7千~8千万を費やすのは論外』でした。よって、建て替え論を投げ捨て、再び中古物件へ矛先を向けたのです・・・。

女房が不貞腐れて、話をしなくなった...

 怒っちゃいました、奥さんが。余りに引っ張り回したので・・・。更に、今回の家探しで、女房との「我が家に対する意見の相違」がハッキリと浮き彫りになりました。結果は、女房プランに合わせることになりました。夫婦円満の秘訣は【女房のいいなり】に尽きる(笑福亭鶴瓶の談)・・・。

旦那側(私)の我が家に対する考え

  • 一言でいうなら、訪問者を威圧できる「平成バブル仕様の豪邸」を1/2~1/3の格安・中古価格で購入したい。
  • 100坪超の土地、4台以上のガレージスペース、建坪60坪以上の豪邸をチョイスして、将来は我が家から出棺(葬儀可能)できるように、庭に面した和室の続き広間が欲しい。

(2間続きの和室の一例)

  • 海水魚や熱帯業の180CM飼育を玄関フロアーで行いたい。十分な広さの玄関ロビーがある豪邸を熱望...。

(玄関ロビーの一例)

  • 家の古さはリフォームでカバーしたい。

奥さん側の我が家に対する考え

  • ウォークインクローゼット、パントリー、シューズクロークが最低条件。ウォークインクローゼットは最低2箇所、合わせて10畳以上は必要。パントリーには、冷蔵庫・冷凍庫まで収納して、見せるキッチンを前面に押し出して、システム周りをスッキリさせたい。シューズクロークからもリビング、キッチンへの出入り口を設ける。

(ウォークインクローゼット一例)

(パントリーの一例)

(シューズクロークの一例)

  • 既存家具の廃棄まで考えているので、収納スペース確保が第一義であること。
  • キッチン類はオープンスペース、ダイニング家具類は廃止。

(オープンキッチンの一例)

  • 洗濯機回り、風呂回りの動線の見直しと相乗効果を生かせる配置を確保する。

(洗濯機回りの一例)

  • ロボット掃除機ルンバの活用、段差を取っ払った作動可能な仕様であること。

 会話の少ない夫婦故に、違いが浮き彫りになったのである面で有り難いです。もちろん、女房に合わせるのが旦那の務めです。

 更に、ヘーベルハウスの堅牢さが好きであることも判明して、ヘーベルハウス築浅中古物件を探すことに決まりました。ここまでが、前号までお話しできなかったことを含めてのあらすじです(笑い)。


「家を買う」は、これ以降も続きます・・・。

編集後記

 新築物件の見積額が何故、あれほど高騰するのか、一端が分かりました。女房の希望する最低限の建て家仕様が今流(私が思っているだけで、彼女にしてみれば当然仕様)であって、有り余るスペースを確保する為に、建て家㎡数があそこまで増加するのです。共にデカい・広い家が好きなのですが、基本夫婦二人だけの住まいにしては広過ぎないか?


1/3「家を建てる」と「家を購入する」の違い...その2