納得の『大豪邸取得』への道のり・・・

開放感のある邸宅と名の付く豪邸を求めています・・・。

12/22 物件の買付額、4千5百50万円で決着する...

 年末ぎりぎりの物件価格交渉も、22日(木)がリミットとしてクローズアップされ、当初予測どおり本日午前10時前に決着しました。時系列的にまとめると、次のような動きでした。


  1. 18日(日)午前、仲介業者事務所に出向き、指値価格4千4百万円で「買付証明書」を『売主宛て』に提出しました。
  2. 19日(月)、仲介業者から「売主側は4千6百50万円の売買価格を逆提案されました。」との電話連絡あり。価格交渉が開始された模様。
  3. 同日、私は仲介業者へ「買付額に150万円を上乗せ、4千5百50万円に金額を改める。結果、150万円オーバーを引き受けるので、売主側も4千6百50万円から100万円の値引き増額を承知していただきたい。」と電話連絡して了解を得る。
  4. 同日、仲介業者から「22日(水)、売主から最終的な返事を受け取ることにしたので、お待ちいただきたい。」旨の連絡を受ける。
  5. 22日(水)午前10時前、仲介業者から「売主が、買主の申し入れ買付額4千5百50万円を了承された。」との電話連絡を受ける。
  6. 同日、私と仲介業者は『年明けの1月、売買契約の締結と手付金処理、後日の残債決済と登記処理を逐次滞りなく行うこと』を確認する。
  7. 不動産取り引き関連の年内行事を全て終える。

150万円オーバーは、リフォーム処理で消し去る腹積もり...

 価格交渉内で増額するハメとなった150万円は、リフォーム処理から消し去ることにします。リフォーム実施に際して、緩急を付けて我慢できるものは先送りします。まぁ、この辺りは「妻」の専管事項なので、彼女のお手並み拝見です。


『正月価格』で成約。実質損金は50万円・・・

 不動産取り引きには『正月価格』なる地場の風習があるそうです。途轍もない指値額であっても、12月も半ばを過ぎると「宙ぶらりんで年越しをしたくない。」「三が日をスッキリ過ごしたい。」症候群から、売主側があっと了承するケースが見られるという現象です。
 今回、私のホンネの買付額は4千5百万円でした。ここで落札する為に、5千4百万円を提示したのです。仲介業者へは、売主に対する交渉額として「百万円の手許金額」を付与していました。
  最終、売主は私の5百万円値引き要請に対して『売主・買主共に2百50万円の損(4千6百50万円)』を逆提案して来たのです。

相手の「土俵」に上って、交渉しないこと...

 交渉事は『相手の土俵で相撲を取らないこと、つまり交渉しないこと』に尽きます。今回のケースで云うと、売主が交渉ベースにした『売主・買主共に2百50万円の損、4千6百50万円』の考え方が「相手が用意した土俵」になりますから、ここに上って交渉してはいけません。

私の「土俵」は、相手の脇をこすり、相手にお得感を持たせた...

 買主の私は、『4千4百万円から150万円損を受け入れて4千5百50万円を提案』しました。売主側から見ると、『4千6百50万円から100万円損を受け入れて、4千5百50万円を承知すること』になります。
 私の方が50万円多く損金を引き受ける不利な条理を敢えて提案したのです。相手の脇をこすり、相手にお得感を持たせたのが、私の用意した土俵になります。


当初の売値価格は、6千6百80万円...

 土地の新規取得と旭化成ホームズのヘーベルハウス新築物件価格を合わせると、15年程前とは言え、諸々で1億円オーバーの物件なので、5千6百80万円と6千万円近い売値価格からスタートしたと聞いています。但し、あくまで結果としてですが、物件所有者と仲介業者が邪な輩だったことが残念でした・・・。

日本では新築物件が、概ね85%を占有...

 ガレージスペースが1台分と少ないこと、65坪の小さい土地面積が致命的となって、成約できずに物件価格の値下げが続き、悶々としていたと聞いています。今回、値引き額が1千万円近くまで行きましたが、無事に家屋を再利用する運びとなって、本物件も喜んでいることでしょう。*みるところ、仲介業者の営業努力も不足気味でした(感想)。


 なお、買付証明書を提出したのは、私が初めてだったとのことです。5千万円を超える中古物件の流通は、日本では好まれない事の証です、トテモ残念ですが・・・。

編集後記

 今回の値引き交渉、最終的に買主の私は「想定価格から50万円の出費超」で済んだことになります。これも、ある意味では『買主側の正月価格』です。
 売り主さん側も売却がかなって、ある意味で『ホットしている』ことでしょう。双方の仲介業者もハッピーです。正月前、3者とも丸く収まった感じです・・・。


12/22 物件の買付額、4千5百50万円で決着する...